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平成19年12月掲載
ポンカンの写真 宮崎特産




【ポンカン】
 インドアッサム地方原産で中国に伝わり、台湾に18世紀末に伝わりました。日本には、明治29年に台湾より苗木50本が贈られ栽培が始まりました。
 特徴として首の部分が凸で果頂部が凹になり、果実が腰高で実の大きな高しょう系と扁平で小さい低しょう系があります。
 12月上旬から中旬にかけて大田・吉田が出荷され、中旬以降は在来種が出荷されます。
平成19年11月掲載
胡瓜の写真 宮崎特産『胡瓜』
宮崎では全国第2位の生産量を誇り、ブルームレス胡瓜(通称:ワックス胡瓜)の栽培が主体となっています。鮮度保持の為、成り口を残す鋏収穫が行われ、出荷に際しては水分の発散を少なくする為、内ポリを使用した箱詰めが行われています。
ポジティブリスト制度の厳守を徹底し『新鮮で安全、安心』な胡瓜の提供に各農家が心がけています。
平成19年10月掲載
小松菜の写真 小松菜
 見た目も成分もほうれん草に似ていますが、カルシウムはほうれん草の約5倍も含んでいて、骨を丈夫にし骨粗鬆症の予防に有効です。 
なっぱの写真 なっぱ
ビタミンA・Cなど必須栄養素が豊富でカルシウムは牛乳の約2倍も含んでいて、老化防止やがん予防などの効果があります。冬の野菜なので糖度が高く、特に12月〜3月に収穫されるものは甘味があって美味しいです。
水菜の写真 水菜
葉に切れ込みがあるのが見た目にも新鮮で鍋物はもちろん煮物、サラダなどにも味や盛り付けにひときわ切れのある存在感を出しています。和食はもちろん洋食にもよく使われ、最近とっても人気のお野菜です。
平成19年9月掲載
栗の写真 秋の味覚『栗』
 宮崎の栗といえば須木村と言う位、須木の栗は有名です。早生種はお盆前後から出回り始め、主に、日南、西都の栗です。最近は須木だけでなく高崎町、日之影町、西郷村、高千穂町の高冷地で良いものが出荷されます。

【良い栗の選び方】
 果皮に張りがありツヤのある物を選びましょう。
 デンプンを主成分とする糖質カリウム、カルシウム、リンを豊富に含んでいます。渋皮の渋味成分はタンニンです。
平成19年8月掲載
石川早生の写真 宮崎特産石川早生
 宮崎では、田野、清武地区で多く栽培され、7月から9月末位まで収穫されます。親芋はあまり食べませんが、子芋、孫芋はたくさん付き、肉質のねばりが高く、貯蔵性が高い等の特徴があります。食物繊維も多くでんぷんのほかにビタミンB1、B2を含み低カロリーです。又、宮崎では栽培に堆肥を使い農薬もほとんど使用しない大変安全な食べ物と言えます。
平成19年7月掲載
甘藷の写真 『甘藷』
 宮崎甘藷は、農薬使用量も少なく安全な食べ物の一つと言えます。現在は、バイオ技術の発達により品質の良い、宮崎紅(高系14号)の作付が主流です。14、15℃の涼しい所に保管すると長期保存も可能です。また、気温25℃以上で発芽しますが品質的には何ら変わりはありません。
 夏の味覚として宮崎甘藷を一足先にご賞味ください。
平成19年6月掲載
 宮崎市近郊のスイートコーンは交配時に天候に恵まれ、生育も順調で糖度も高く1本400gぐらいの収穫ができました。品種は主にゴールドラッシュ、味来で、各農家とも安全で安心なスイートコーンの提供に努力しています。
 調理法は水から煮て沸騰して3〜4分程度で火を止め出来上がりです。
平成19年5月掲載
 宮崎県産の完熟マンゴーは、アーウィン種で通称アップルマンゴーとも呼ばれ、マンゴーの中でも一番人気のある品種です。
 木になっているマンゴーの下に袋状のネットをかけ、マンゴーが完全に熟して自然に落ちたものだけを収穫しています。
 宮崎県産の完熟マンゴーの中でも、宮崎経済連では、糖度15度以上、重さ350g以上の基準を満たすものだけが「太陽のたまご」のブランドで販売されています。
平成19年4月掲載
たけのこ
春といえば『たけのこ』というくらい、季節感あふれる野菜です。
今年は暖冬でたけのこが早く顔を出しそうですが、宮崎は竹林の中が乾燥していた為に少し出てくるのが遅いようです。
「選び方」
 ズングリと太いものを選びましょう。ほっそりしたものは、皮をむくと食べられる部分がとても少なくなってしまいます。また、たけのこは鮮度が命。それを見抜くには切り口のみずみずしさに注意。また、根元のイボがピンク色のものが新鮮です。ここは時間が経つと黒くなってしまいます。

「保存方法」
 0〜2度、湿度90%の状態で3〜5日の保存がききますが、劣化がとても早い食材で、時間が経つにつれ渋み、苦味が出てきますから、なるべく早いうちの食べきるのが基本です。

「栄養」
 食物繊維が多く、低カロリーでビタミンBとC、カルシウム、鉄分などを含みます。便秘防止やダイエットに。内臓機能強化も図れます。

「おいしいたけのこの湯がき方」
@.新鮮なうちの縦2つに切る。(洗わない)
A.先を少し切り、皮を少し残し鍋に入れる。
B.米ぬかを入れ火をつける。1時間くらい焚く。途中、たけのこが最後まで湯に浸かるようにさし水をする。
C.竹串で根元を刺してみてすっと刺せるようになったら火を止める。
D.そのままの状態で冷えるまで一晩おく。
E.一晩おいて冷えたら水にとり、何回も水を取替え調理する。
平成19年3月掲載
日向夏
 1820年頃宮崎市赤江の真方安太郎家で偶発実生として発生しました。親は不明だが、柚子と文旦の雑種と見られています。
 日向夏は本来初夏の果物ですが、近頃ではハウス栽培の出荷が12月から始まり、露地物が6月まで出荷されます。特有の風味をもった日向夏の爽やかなおいしさをぜひ一度ご賞味ください。
平成19年2月掲載
鍋セットの写真 鍋セット
 春が近づいているとはいえ、まだ寒い夜も多いこの季節。そんな夜にぴったりの「鍋料理」。ねぎ、白菜、椎茸・・・野菜たっぷりで栄養満点。心も身体も温まる鍋料理、今夜は家族で、友達同士で、大切な人と二人きりで鍋を囲んでみては!!
平成19年1月掲載
黒皮南瓜
 希少価値のある日本かぼちゃの一種で、表面がゴツゴツしていて、色が黒く、まろやかな甘味と舌触りが楽しめ、煮くずれしにくいことから、日本料理の最高級食材として高い人気を得ています。
 かぼちゃはカロチンを豊富に含んでいて、粘膜を丈夫にするため、風邪に対する抵抗力をつける効果があります。カロチンは抗酸化作用があり、活性酵素を除去する働きがあるため、がんの予防食品ともいわれます。
 宮崎産の黒皮かぼちゃは12月から出荷されます。ぜひ一度ご賞味ください。