△▼△バックナンバー△▼△

平成18年12月掲載
ポンカンの写真 ポンカン
 インドアッサム地方原産で中国に伝わり、台湾に18世紀末に伝わりました。日本には、明治29年に台湾より苗木50本が贈られ栽培が始まりました。<BR>
特徴として首の部分が凸で果頂部が凹になり、果実が腰高で実の大きな高しょう系と扁平で小さい低しょう系があります。
12月上旬から中旬にかけて大田・吉田が出荷され、中旬以降は在来種が出荷されます。
平成18年11月掲載
ピーマンの写真 ピーマン
 ポジィティブリスト制の導入により、宮崎では耐病性の強いピーマンを栽培しており、殺菌、殺虫剤の使用も極力控え安全、安心なピーマンの生産に力を注いでいます。
平成18年11月掲載
胡瓜の写真 ハウス胡瓜
 本来胡瓜は夏作ですが、宮崎は露地、ハウス胡瓜と周年栽培が行われています。ハウス胡瓜が現在盛期を迎え、新鮮で安全な胡瓜の提供に各農家が心がけています。作付されている胡瓜は、ブルームレス胡瓜が主体で鮮度保持の為、成り口を残す鋏収穫が行われ、出荷に際しては水分の発散を少なくする為、内ポリを使用した箱詰めが行われています。栽培時、胡瓜の樹にかかったストレスにより曲り果、尻太果が発生することがありますが、食味には何ら支障はありませんので安心してご賞味下さい。
平成18年10月掲載
なっぱの写真 なっぱ
 ビタミンA・Cなど必須栄養素が豊富でカルシウムは牛乳の約2倍も含んでいて、老化防止やがん予防などの効果があります。冬の野菜なので糖度が高く、特に12月〜3月に収穫されるものは甘味があって美味しいです。
小松菜の写真 小松菜
見た目も成分もほうれん草に似ていますが、カルシウムはほうれん草の約5倍も含んでいて、骨を丈夫にし骨粗鬆症の予防に有効です。
水菜の写真 水菜
葉に切れ込みがあるのが見た目にも新鮮で鍋物はもちろん煮物、サラダなどにも味や盛り付けにひときわ切れのある存在感を出しています。和食はもちろん洋食にもよく使われ、最近とっても人気のお野菜です。
平成18年9月掲載
柿の写真 柿

柿には、ご存知のように甘柿と渋柿がありますが、不完全甘柿という柿があるのをご存知でしょうか?
熟すと常に甘みを持つ完全甘柿とはことなり種の有無で甘柿になったり、渋柿になったりする柿のことを不完全甘柿といいます。(種がないと熟しても甘柿にならず渋が残ります)
代表的な不完全甘柿は筆柿・禅寺丸・西村早生があります。
宮崎は、露地栽培としては最も早く西村早生を出荷します。

平成18年9月掲載
青ぎりみかんの写真 青ぎりみかん
 暑い夏も終わり、いよいよすがすがしい秋の運動会シーズンになります。
 運動会で食べる果物といえばまず思い出すのが「みかん」ではないでしょうか。極早生、早生、普通へと移っていくのですが、みかんシーズンのトップバッターは、宮崎特産の「青ぎりみかん」。見た目は青く、皮をむくと辺りに広がる爽やかな香り、酸味があり程よい甘みがさらにおいしさを引き立てます。
平成18年8月掲載
盆踊りの写真 日本のお盆
◆日本における『お盆』は、仏教に於ける盂蘭盆(ウランバナ)の行事”地獄の苦しみをうけている人々をこの世から供養することの功徳によって、その苦しみを救いたいという行事”と、昔からの今の自分があるのは、ご先祖さまのお陰であると感謝する先祖崇拝の心と合体したものです。

 古くからの農耕儀礼や祖霊祭祀などが融合して伝えられてきたのが日本のお盆です。
お盆の習わしも、地域や宗教・宗派によって、あるいは時代によって、さまざまに形を変えながら伝えられてきました。

 その意味では、これが絶対に正しいという決まりはありません。
しかし、親族が一堂に会し、先祖や故人を偲び、今日ある自分をかえりみるという、お盆の根幹をなす理念は、千古の昔から変わらないものだといっていいでしょう。
平成18年7月掲載
サニールージュの写真 サニールージュ

 尾鈴以外で産地化している所はなく、全国的に希少な宮崎県のブランド品サニールージュ!
 巨峰サイズで種が無く、赤いルビーのような格調高い色合いと濃厚で甘い果肉と果汁、そしてこの時期でしか味わえない旬のフルーツ、果皮ごと食べられますのでそのままお召し上がりください。

平成18年6月掲載
スイートコーンの写真 スイートコーン
スイートコーンの写真

 宮崎では温暖な気候を利用して、全国に先がけミニハウス、トンネル、露地栽培を行っている。
 主な産地は、宮崎市内、西都、児湯地区で5月上旬頃より出荷され6月中旬までがピークとなる。品種は黄色系(イエロー系)が多く、糖度の高く俵の大きいものが栽培されている。 
 鮮度を保つ為、朝取りを行いこの期間当社では午後せり(2時)を行っている。

平成18年5月掲載
生姜の写真 生姜
 生姜は紀元前500年頃から薬用で食されていましたが、今では主に香辛料や薬味などに使われています。豚肉のしょうが焼き、寿司の口直しの“がり”など、独特の香りが和食や中華料理に欠かせない風味を作り出します。
 宮崎は生姜の生育にもっとも適している産地といえます。主な産地は佐土原町で、早くは11月からの出荷となり春先から夏場にかけて最盛期をむかえ一番おいしい時期となります。
平成18年4月掲載
マダーボールの写真 マダーボール
マダーボールの写真

 今では小玉すいかの代名詞となったマダーボール。赤身で形はやや横長(ラグビーボール状)大玉すいかに比べ、肉質が軟らかく皮が薄いので日持ちはやや劣るが、糖度のばらつきが少ないのが特徴です。宮崎市周辺では、佐土原町、清武町を中心に作付され、糖度12度以上を目標として出荷されています。

平成18年4月掲載
たけのこの写真 たけのこ
たけのこの写真

春といえば『たけのこ』というくらい、季節感あふれる野菜です。

「選び方」
 ズングリと太いものを選びましょう。ほっそりしたものは、皮をむくと食べられる部分がとても少なくなってしまいます。また、たけのこは鮮度が命。それを見抜くには切り口のみずみずしさに注意。また、根元のイボがピンク色のものが新鮮です。ここは時間が経つと黒くなってしまいます。

 また穂先の色は白い(黄色)ほど良く、緑や黒色はあまり良くありません。
 白・黄色=地中に埋まっていた
 緑・黒色=頭が地表に出ていた
 ということになります。黒い部分はえぐみが多く、硬い傾向があります。

「保存方法」
 0〜2度、湿度90%の状態で3〜5日の保存がききますが、劣化がとても早い食材で、時間が経つにつれ渋み、
苦味が出てきますから、なるべく早いうちに食べきるのが基本です。


「栄養」
 食物繊維が多く、低カロリーでビタミンBとC、カルシウム、鉄分などを含みます。便秘防止やダイエットに。内臓機能強化も図れます。


「おいしいたけのこの湯がき方」
 @.新鮮なうちに縦2つに切る。(洗わない)

 A.先を少し切り、皮を少し残し鍋に入れる。

 B.米ぬかを入れ火をつける。1時間くらい炊く。途中、たけのこが最後まで湯に浸かるようにさし水をする。

 C.竹串で根元を刺してみてすっと刺さるようになったら火を止める。

 D.そのままの状態で冷えるまで一晩おく。

 E.一晩おいて冷えたら水にとり、何回も水を取り替え料理する。
平成18年3月掲載
日向夏の写真 日向夏

 日向夏は、ニューサマーオレンジ、小夏みかん、土佐小夏などという名称で高知県、福岡県、愛媛県、静岡県、熊本県でも生産されていますが、元祖は宮崎県です。
 1820年頃宮崎市の真方安太郎家で偶発実生として発生しました。親は不明だが、柚子とぶんたんとの雑種と見られています。果実は平均200gで果面が柔らかく剥きやすく、果肉は甘酸相和し、抜群に風味がよく、外観の黄色がいかにも爽快感を与えます。

平成18年2月掲載
千切大根の写真 千切大根

 千切大根の生産日本一が国富町です。11月〜2月にかけて青首大根を千切り状に加工し(せんぎりつき)、畑に設置された棚を北西の季節風に正面から当たる方向に向け3日〜4日天日干しします。

◎千切大根のおいしい戻し方
 よく水洗いし5分程度水に戻し、水を切ると味がにげずおいしくいただけます。
 酢のものにする時はよく水洗いをするだけの方がおいしいです。

平成18年1月掲載
鍋の写真 鍋料理

 宮崎の冬は、本来今からが一番冷え込む時期です。
 寒い冬はやっぱり鍋料理で温まりたいですね!ひとつの鍋をみんなで囲んで食べる水炊き、寄せ鍋などなど・・・今夜はぜひキノコや野菜たっぷりの鍋料理を!!

平成18年1月掲載
苺の写真 苺
苺の写真

 現在、果物として食べられているイチゴは、18世紀のオランダで野生の草イチゴを交配して作った栽培種が元祖。日本には江戸時代末期に、オランダ船で持ち込まれ、珍重されました。
 宮崎県では2,500トン程度が栽培されています。主な品種はとよのかと章姫で豊富な日照を利用したハウスによる促成栽培で、ミツバチによる交配も行われています。